「海の恵みを守る約束。選ぼうMSCラベル」キャンペーン(6月1日~7月31日)
7月のクイズの答え
【第1問】太刀魚(タチウオ)を魚偏の1文字で書くと、以下のどれになるでしょうか?
魛/鱧/鱚/鯒
正解:「魛」
鱧は「ハモ」、鱚は「キス」、鯒は「コチ」です。
【第2問】1974年、世界の水産資源の約10%が持続可能な範囲を超えて過剰に漁獲されていました。2019年にはこの過剰漁獲の割合はどれぐらいになったでしょうか?
ほぼ0になった/約15%/約25%/約35%
正解:「約35%」
過剰漁獲の状況は年々悪化しています。一方、まだ十分に余裕のある水産資源は、1974年には39%でしたが、2019年には7%まで減少しました。水産資源を守り、将来も魚を食べられるようにするには、持続可能な漁業が必要です。
【第3問】持続可能であるとしてMSC漁業認証を取得した漁業はどのような漁業でしょうか?
・水産資源が減らないよう、適切な量を獲っている
・ほかの魚や生き物が網にかからないよう工夫している
・国内や国外のルールに従ってきちんと管理している
・上記のすべて
正解:「上記のすべて」
MSC漁業認証は以下の3つの原則に基づく規格を満たした漁業が取得できます。
1. 資源の持続可能性
過剰な漁獲を行わず資源を枯渇させないこと。枯渇した資源については回復を論証できる方法で漁業を行うこと。
2.漁業が生態系に与える影響
漁業が依存する生態系の構造、多様性、生産力等を維持できる形で漁業を行うこと。
3. 漁業の管理システム
原則1、2を満たすための地域や国内、国際的なルールを尊重した管理システムを有すること。また、持続可能な資源利用を行うための制度や体制を有すること。
6月のクイズの答え
【第1問】魚偏をつけても1文字の魚の名前にならない漢字は?
春/夏/秋/冬
正解:「夏」
「魚夏」は、2文字でワカシと読みます。ワカシは、スズキ目アジ科のブリの関東での幼魚名です。
【第2問】1950年には、世界中で1,900万トンの魚介類が漁獲されていました。70年後の2020年には、どのように変化したでしょうか?
約2倍に増加した/約5倍に増加した/1/2に減少した
正解:「約5倍に増加した」
世界の漁獲量は、2020年には9,030万トンまで増加しています。世界人口の増加や健康志向に伴う魚介類の需要増等が原因です。世界の水産資源の約35%が獲りすぎの状態にあり、これからもお魚を食べ続けることができるようにするには、適切に管理された持続可能な漁業が必要です。
【第3問】1年間(2021年4月~2022年3月)で、日本で販売されたMSC「海のエコラベル」付き製品の品目数は?
約30品目/約300品目/約500品目
正解:「約500品目」
2021年4月から2022年3月までの1年間で、日本では約500品目の製品が販売されました。世界では20,000品目以上が販売されました。MSC「海のエコラベル」は鮮魚、水産加工品、缶詰、冷凍食品、おにぎり、フィッシュバーガーなど身近な水産物に付いています。
MSCについてもっと知ろう

MSC「海のエコラベル」とは
MSC「海のエコラベル」は、水産資源と環境に配慮し適切に管理された、持続可能なMSC認証漁業で獲られた天然の水産物の証です。

危機に直面している海
実は、世界の魚の3割以上が獲りすぎという状態です。このままでは、今食べている身近な魚が食べられなくなるかもしれません。

MSCがわかるリーフレット
MSC「海のエコラベル」や、MSCの取り組みをわかりやすく紹介したリーフレットをダウンロードいただけます。