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「しずてつストア」がMSCのCoC(Chain of Custody)認証を取得

静岡市を中心に33店舗を展開する「しずてつストア」は、3月17日、MSCのCoC(Chain of Custody)認証を取得し、本日認証授与式が行われました。「しずてつストア」のCoC認証取得は、日本の小売企業では2例目となります。トレーサビリティを証明するMSCのCoC認証を取得することにより、「しずてつストア」全店では、MSCの漁業認証を受けた持続可能な水産物を、店舗で加工して販売することが可能になります。

 「しずてつストア」が販売を予定しているのは、昨年11月にMSC漁業認証を取得した、土佐鰹水産グループのカツオ一本釣り漁業によるカツオ製品で、藁焼きのカツオたたき刺身用さく」、および「藁焼きカツオたたき刺身」です。MSCの漁業認証を受けた水産物を「海のエコラベル」付きで販売するためには、流通・加工・小売のあらゆる段階で、認証を受けた水産物が非認証水産物と混ざらないよう管理する必要があります。「しずてつストア」では、MSCのラベル付き製品を、消費者が手に取りやすいよう、店舗で加工・パックして販売するために、今回CoC認証を取得しました。

「しずてつストア」営業本部生鮮部部長の中山 直人氏は「株式会社 静鉄ストアでは、この度「海のエコラベル」を付き水産物の販売に向け、MSCのCoC認証を取得しました。しずてつストア全店で「海のエコラベル」付き製品を販売し、今後も取り扱いを増やして、お客様のニーズに応えた品揃えを実現してゆく予定です。また各店舗の水産コーナーにおいては、販促物を使用し、環境保全に配慮した漁業や水産物についてPRしていくことで、持続可能な漁業の重要性について、お客様の認識が高まることも期待しています。MSCのCoC認証の取得は、環境配慮と「安心・安全・美味しい・健康」な商品への取組みを進めているわが社の方針の一環であり、子々孫々まで安心して魚介類を食べてもらうための取組みなのです」と述べています。

また、MSC日本事務所、プログラム・ディレクターの石井幸造は「しずてつストア様の地域に根差した小売店舗でMSCラベルのついた鮮魚製品が販売されることは非常に意義あるものです。地域に馴染みの深い認証水産物の購入を通じて、水産資源の現状・将来について考える機会が提供され、持続可能な漁業の重要性に対する地域の消費者の認識向上につながることを期待しています」とコメントしています。

今回の認証審査はSGSジャパン株式会社によって行われました。

以上

(注)株式会社「しずてつストア」について

しずてつストアは、平成11年1月「株式会社 新静岡センター」より、スーパーマーケット事業を継承・分離し、設立されました。静岡市を中心に店舗を拡げ、現在県下に33店舗を展開しています。「安心・安全・健康・美味しい・楽しい」を理念に掲げ、「地域一番店」を目指し、環境問題への取組みも含めた質の高い商品とサービスを提供し続けています。