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KLMが持続可能な水産物の試験プロジェクトを開始

KLMは、業界を先導して企業の社会的責任を果たすことに努めています。CO2の排出削減はKLMのCSR(企業社会責任)方針の最優先事項ですが、この航空会社が持続可能性の確立を目指している領域は他にもあります。KLMは、その持続可能性戦略に沿って、生物多様性に良好な影響を持つ取り組みを率先して行っています。

その取り組みの1つが機内食で、KLMは、持続可能性戦略を機内での食事に広げる世界初の航空会社となりました。KLMは、ワールド・ビジネスクラスの乗客がメインディッシュとして魚-今回は南アフリカ産の持続可能なヘイク-を選ぶことのできる試験プロジェクトを開始しました。乗客は、海洋管理協議会(MSC)のロゴがメニューにあることで、出された魚が認証取得した持続可能な漁業により漁獲されたものであることを確認できます。MSCは、その認証とエコラベル制度により、持続可能な漁業を認証することで、魚の乱獲問題解決に努める独立した非営利組織です。MSCのエコラベルが表示された水産物は、独立に認証された持続可能な漁業にまで追跡可能です。

「この試験プログラムは、KLMの先駆的な活動を代表するもので、持続可能な調達義務に対するKLMの取り組みを示すものです」と、MSCの副最高責任者、Chris Ninnesは述べている。「今や世界38ヶ国の店やレストランで水産物にMSCのエコラベルを見ることができるようになりましたが、航空会社がMSC漁獲物を乗客に提供するのは今回が初めてです。メニューにMSCエコラベルがあれば、その魚を獲った認証された持続可能な漁業にまで追跡可能であることを、KLMの顧客は確信できるわけです」。

調査が終わるまでの期間、KLMは、世界で最も持続可能な水産会社に選ばれ、大陸ヨーロッパで初めてMSC認証を獲得したFishesと契約を結んでいる。この試験プロジェクトは、9月から11月まで、アムステルダム発の大陸間フライトで実施される。

以上