プレスリリース

MSCが生物多様性指標パートナーとして再び愛知目標の指標に選定

4月 25, 2019

MSC(海洋管理協議会)は本日、生物多様性指標パートナーシップの一環として、愛知目標の戦略目標実現に向けた公式指標として再び選ばれたことを発表しました。これにより、生物多様性保全におけるMSCの役割が改めて認められたことになります。今回は愛知目標のうちの目標4、「遅くとも2020年までに、政府、ビジネス及びあらゆるレベルの関係者が、持続可能な生産及び消費のための計画を達成するための行動を行い、又はそのための計画を実施しており、また自然資源の利用の影響を生態学的限界の十分安全な範囲内に抑える」ための公式指標として選ばれました。

MSCは愛知目標4の進捗状況を測るために、2つの指標を提供することになります。その1つが国別のMSC CoC認証取得事業者の数、もう1つが国別の消費者向けMSC認証製品の数です。MSC CoC認証取得者とMSC認証製品が多いほど、目標達成に向けて順調に進んでいることが国際社会に端的に伝わることになります。

MSCの戦略的研究の代表を務めるフランシス・ニート博士は次のようにコメントしています。「MSCプログラムは、海上だけでなくサプライチェーン全体における責任ある海洋管理を促進し、認知されるように策定されています。この20年間、MSCは科学調査と研究を基盤にした活動を推進し、生物多様性の保全に向けた各国の進捗状況をモニタリングするために必要なデータを提供するだけでなく、ポジティブな影響と変化を促すために尽力している人々にスポットライトを当ててきました。」

愛知目標の20の個別目標は、国連の生物多様性条約に基づいて、2010年の国際会議において採択されました。愛知目標では、生物多様性の保全に向けた2020年までの目標が定められています。MSCはそのひとつである、「2020年までに、すべての魚類、無脊椎動物の資源と水生植物が持続的かつ法律に沿ってかつ生態系を基盤とするアプローチを適用して管理、収穫される」ことを目指した6番目の目標の実現に向けた進捗状況を測るためのデータを2013年より提供してきました。MSCのデータは、生物多様性条約の代表的な出版物である「地球規模生物多様性概況」にも採用されています。

生物多様性指標パートナーシップの主力パートナーとなっている国際NGOは、FAO(国連食糧農業機関)Sea Around US プロジェクトFSCWWFそしてMSCのみです。

<了>
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