本日、世界的に認知の高い水産物認証制度である、海洋管理協議会（MSC）と、カナダの主要な水産物供給会社であるHigh Liner社は、画期的なパートナーシップを発表しました。これには、High Liner社が、2013年までに天然魚の供給源をすべてMSC認証を受けた漁業からにすることや、カナダにおいてHigh Liner社によって供給される天然魚製品には、すべてMSCエコラベルを表示する、ことも含まれます。MSCエコラベル付きの製品は、今月から店頭に並び始める予定で、High Liner社は今後数カ月に渡り、製品数を増やすことにしています。
MSCのアメリカ地域ディレクターであるケリ―・コフリンは、次のようにコメントしています。「High Liner Foods社は、持続可能な水産物へのコミットメントにおけるリーダーで、このパートナーシップは、より多くのカナダ人消費者が、将来の世代のための水産物の供給を守ることに参加することを可能にします。MSCのエコラベルは信頼のできる目印で、High Liner社の持続可能性への献身を確証し補足するものです。私たちは、High Liner Foods社とその従業員の方々とパートナーとなれることを誇りに思っています。」
High Liner Foods社の社長兼最高責任者であるヘンリー・ディーモン氏は次のように話しています。「カナダにおけるMSCとのパートナーシップは、我々の責任ある行動である、天然魚の100%をMSC認証取得の持続可能な漁業から供給することを達成する大切なステップです。持続可能な水産物の将来は、今日発表した我々の責任ある関わりと行動にかかっており、MSCとの協力は、そのゴールに到達することを助けてくれるでしょう。」
High Liner Foods社は、今年の秋に、カナダ人消費者向けに、持続可能性についての大々的な認知キャンペーンを行う予定で、消費者が持続可能な水産物を選ぶことが、どのように消費者が水産物供給と関連する生計の永続を支えることになるのかを知ってもらう予定です。