Skip to main content

MSCの最新ニュースをご紹介するプレスリリースです。

MSCジャパンのプレスリリースをメールで受け取りたい方は、 こちらの登録フォームよりお手続きください。

アイルランドの漁業として初のMSCのエコラベル審査へ

Killybegs Fishermen’s Organisation、Irish Fish Producer Organisation、Donegal Fish Merchants Associationらの組織によって構成されるIrish Pelagic RSW and Processors Sustainability Groupが管理する北東大西洋のサバ漁業が、海洋管理協議会の持続可能でよく管理された漁業のための基準認証を取得すべく本審査に入った。認証を取得すれば、アイルランドのサバ漁獲割当量49,643トンの86%にMSCエコラベルの表示が認められることになる。

このサバは、アイルランドで保有、稼働される23隻の大型RSW(冷却海水)遠洋中層トロール船によって捕獲され、北海と、アイルランドの北部、西部、南西部で漁獲が行われる。RSW船はすべてKillybegs Fishermen’s Organisation(KFO)またはIrish Fish Producers Organisation(IFPO)の所属である。このサバの大半のなかで、より大型の魚はロシアや日本向けて、中型およびより小型の魚は、ロシア、日本、EU、エジプト、西アフリカに向けて冷凍して輸出される。

Irish Pelagic RSW and Processors Sustainability Groupの談話:「北東大西洋のサバ漁業への本審査が始まったことは喜ばしく、実りある結果を待ち望んでおります」。

海洋管理協議会の最高責任者、ルパート・ハウズ談:「Irish Pelagic RSW and Processors Sustainability Groupが、サバ漁業のMSC本審査に入る決定をしたことを嬉しく思います。これはアイルランドで本審査に入る初の漁業です。このグループとメンバーらが審査に合格し、この、時代をリードする行動によって恩恵を享受してもらいたいと思います」。

審査は独立認証機関Food Certification Internationalによって行われ、12ヶ月ほどを要するものと思われる。

以上

編集の方への注釈

詳細は、海洋管理協議会、James Simpson宛、+44 (0)207 811 3315またはEメール [email protected]にてお問い合わせください。