Skip to main content

MSCの最新ニュースをご紹介するプレスリリースです。

MSCジャパンのプレスリリースをメールで受け取りたい方は、 こちらの登録フォームよりお手続きください。

イオンモール津田沼店で、3月31日大学生が「海のエコラベル」PRイベント

MSCは、イオン(イオンリテール株式会社、イオントップバリュ株式会社)および共立女子大学家政学部 建築・デザイン学科 林田ゼミナール(林田廣伸教授、学生13名、以下共立女子大学林田ゼミ)と協同し、2012年3月31日(土)、イオンモール津田沼店(千葉県習志野市津田沼1-23-1)で、持続可能な水産物のためのMSCの「海のエコラベル」のPRイベント「「海のエコラベル」キャンペーン2012 “おいしいお魚を将来の世代まで” 共立女子大学林田ゼミナール&MSC&イオン共同企画」を行います。

イオンモール津田沼店では、3月31日、学生が制作したポスター等を展示し、11時と14時の2回の学生による発表を行います。14時には、さらに、MSC認証を受けたカツオ一本釣り漁業を行う土佐鰹水産グループの土佐鰹水産㈱代表取締役・明神宏幸氏による講演を行います。さらに、学生がデザインしたキャンペーンシールの発表を行います。

また、土日の3月31日と4月1日の2日間、カツオなど「海のエコラベル」の水産商品の試食を行います。

このイベントは、海の環境と資源に配慮したMSC認証漁業で獲られた「海のエコラベル」製品を消費者に広く知っていただくことを目指し、MSC、イオン、共立女子大学林田ゼミが共同で企画したものです。

海を取り巻く問題やMSCの認証の仕組みについて、実際に売り場で買い物をするお客様にわかりやすくお伝えするために、グラフィックデザインを志す共立女子大学の13人の学生が協力。海を取り巻く問題やMSCの認証の仕組みをポスターにデザインし発表・展示します。さらに学生たちは、「海のエコラベル」製品をPRするシールをデザインしました。そのなかから選んだ1点でキャンペーンシールを作成し、選ばれたシールは、31日14時からのイベントで発表されます。このシールは、3月31日から4月7日までMSCエコラベル製品に貼られて販売されます。このシールのQRコードからは、キャンペーンの情報ウェブサイトにリンクすることができます。

「海のエコラベル」は、海の環境と水産資源に配慮し、適切に管理されたMSC認証漁業でとられた天然の水産物に付けられています。MSCエコラベル付き製品を消費者が選択することにより、世界の海洋保全に仕組みで、現在世界80カ国以上で13000点以上のMSCエコラベル付きの製品が販売されています。

イオンは、2010年には「イオン生物多様性宣言」において、MSC製品など環境に配慮した商品を重点的に取り扱うことを宣言しています。イオンイオンリテール㈱ 食品商品企画本部 水産商品部 部長の松本金蔵氏は、「2006年にMSC認証製品の販売を開始して以来、我々は製品を拡充しており、今年もいくつかの新たな製品を販売する計画です。シーフードを世界一販売している小売りとして、持続可能な漁業で獲られた水産物の証であるMSCラベル付き製品の取り扱いを拡大していく使命があると実感いたしております。今回のキャンペーンには、日本の消費者のMSCに対する意識向上に役立てると感じております」と述べています。


***

MSCについて
MSC(Marine Stewardship Council、海洋管理協議会)は、持続可能な漁業に対するMSC認証とその漁業でとれた水産物のトレーサビリティー確保のためのMSC-COC認証を通して、生命に溢れた海を守り、将来にわたって水産物の供給が確保されることを目指している国際非営利団体(NPO)です。「海のエコラベル」付き製品は、その水産物がMSC認証を受けた持続可能な漁業でとられたことを示しています。消費者が海のエコラベル付き製品を選ぶことで、世界の海と持続可能な漁業を支えることにつながります。

イオンについて
イオンは、「持続可能な社会を目指す」との思いで環境に取り組み、「MSC認証」を受けた「海のエコラベル」のついた商品を販売しております。又、イオンはイオンのプライベートブランド(PB)「トップバリュ」商品において「海のエコラベル」付商品を拡大、2010年にグループ認証を取得、全国のGMS(総合スーパー)、SM(食品スーパー)など約1,200店舗において販売しております。事業活動において「生態系」への「めぐみ」と「いたみ」を自覚し、「まもる」「そだてる」ための活動をさらに推進していく中で、イオンの生物多様性保全への活動は、小売業の事業特性を生かし、「商品」「店舗」「お客さまとともに」の3本柱で皆さまとともに取り組むことを行動指針としております。今回の学生の方とのキャンペーンを通じ、次世代への「継承」架け橋ができたのではないかと感じております。

共立女子大学家政学部 建築・デザイン学科 林田ゼミナールについて
林田ゼミは家政学部の中にあって、生活者の目線で環境問題を考え、メッセージを発信することを大きな目的として活動しています。私たちを取り巻く様々な環境問題の中で、「持続可能な漁業」は私たち日本人の食文化とも関係の深い重要なテーマです。MSC認証の制度の理解と「海のエコラベル」の付いた製品の購買は、そのまま水産資源安定の為の行動となります。このキャンペーンでは、MSC「おいしい魚を将来の世代まで!」をテーマに、多様な視点から発想し、ポスターを制作しました。環境問題の難しいところは、ほとんどの人が環境問題には気づいているけれど、行動を起こしづらいことですが、等身大視点で学生がポスターを制作し発表することで、環境問題のキャッチボールができるのではないかと考えています。

*学生の作品、エコラベル、関連写真等については、MSCまでお問い合わせください。

本件に関するお問い合わせ
MSC日本事務所 田多浩美 
電話 03-6861-7515   
Eメール [email protected]