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スウェーデンの3漁業がMSC審査を申請

ロンドン―The Sveriges Pelagiska Producent Organisastion(Swedish Pelagic Producers Organisation、略称SPPO)の、北海とバルト海のニシンおよびスプラット漁 業が、海洋管理協議会の持続可能でよく管理された漁業のための基準による本審査に入っ た。合格すれば、この漁業の製品にMSCエコラベルを表示することができる。

SPPOの北海とバルト海のニシンおよびスプラット漁業は、3つの漁業から成る。北海の秋 産卵魚(ニシン)漁業は、既に認証を取得している北海のニシン漁業やヘイスティングス の遠洋漁業と同様、現在MSCの審査を受けている他のいくつかの漁業と同じ資源から漁獲 している。また、スカゲラク海峡・西部バルト海の(ニシン)漁業と、バルト海の多回産 卵スプラット漁業は、ノルウェー、スウェーデン、デンマークにわたる海域で操業してい る。

SPPOのBjørn Lindblad氏は次のように語る。「我々の漁船が、認証されたニシンとスプ ラットを届けることができるようになることは極めて重要なことです。ヨーロッパのバイ ヤーは近いうちに認証魚しか買わなくなるように思われます。また、我々には、私たちの メンバーが持続可能な漁業に対して責任ある行動を取るのだということを示す必要もある のです」。

MSCのオペレーション・ディレクター、Chris Ninnesの談。「SPPOがこれらのスウェー デン漁業にMSC審査を受けさせる決定をしたことを嬉しく思っています。消費者、特に北 欧の消費者は、独立した機関に保証された持続可能な漁業による漁獲物をますます求める ようになってきています。MSCのエコラベルは、独立の漁業認証と厳格な追跡可能性によ って、この保証を提供しています。 SPPOの漁業の本審査プロセスの進展についての報 せを聞くことを楽しみにしています」。
 
以上