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スウェーデンのサバ漁業がMSCの本審査へ

スウェーデン浮魚対象漁業者団体(The Sveriges Pelagiska Producent Organisation (Swedish Pelagic Producers Organisation - SPPO)の北東大西洋サバ漁業がMSC認証の本審査に入りました。この漁業は持続可能で適切に管理された漁業に対するMSCの基準に則り審査され、認証取得後、この漁業に拠る水産物にはMSCのエコラベル表示が可能になります。

この漁業は29隻の巻き網とトロール船によるもので、9月から12月にかけて操業されます。獲れたサバは主としてデンマーク、ノルウェーと英国の市場で取引されています。漁業権は個々に割当てられていますが、10隻までを一つの船団として漁業を行うことが慣習上認められています。

SPPOのビョルン・リンブラッド(Björn Lindblad )は次のように述べています。「スウェーデンのサバの漁獲割当の大半、そして大規模なサバ漁業の全てが、現在MSCの本審査を受けています。これはスウェーデンの漁業者が、未来の世代に向け水産資源を長期的に守ってゆこうとする姿勢の表れです。喜ばしいことに、MSC認証済みのサバは市場で強く求められています。持続可能性、市場での需要、そして漁業者が目標を同じくしていることを心強く思っています」

MSC北欧事務所のマネージャー、カミエル・デリッヒ(Camiel Derichs)は、以下のようにコメントしています。 「このSPPOのサバ漁業がMSCの本審査に入るというニュースは、スウェーデンの漁業従事者が、持続可能性をいかに真剣にとらえているかを示しています。 認証されれば、SPPOのサバ漁業はその持続可能性を確実に立証でき、それはスウェーデン国内だけでなく、海外でも歓迎されると確信しています。スウェーデンの持続可能性に対する意欲に応え、MSCは今後スウェーデンにおける活動を拡大してゆきます。審査の成功をお祈りし、認証取得を一緒に祝うことができるよう願っています」と述べています。

審査は独立した認証機関である、Det Norske Veritas (デット・ノルスク・ヴェリタス-DNV).によって行われます。この漁業に関するステークホルダーは、DNVのサンディア・チョードリー(Sandhya Chaudhury )、メールアドレス[email protected] にご連絡いただけます。審査期間は8ヶ月ほどと見込まれています。

以上 

(*団体名等の表記はご参考としてのものです)