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スウェーデンのバルティック・タラ漁業がMSC認証審査を開始

スウェーデンの東西バルティック・タラ漁業が、持続可能で適切に管理された漁業のためのMSC認証取得に向けた審査を開始しました。8月のデンマークの東バルティック・タラ、11月のドイツの東バルティック・タラに続き、スウェーデンの同漁業は審査に入る3番目のバルティック・タラ漁業となります。認証され、さらCoC認証によるトレーサビリティが確立されれば、スウェーデンのバルティック・タラには、MSCのエコラベルを付けることができます。

東西のバルティック・タラ漁業は、主に底生魚トロールおよび、刺網・延縄によるもので、漁獲高はそれぞれ8,910トンと2,714トンです。漁業は年間を通じて行われ、Karlskrona港 と Simrishamn港で水揚げされたのち、鮮魚市場や加工に向け販売されます。

スウェーデンの加工業者および水産業者を代表して、Yngve Björkman 氏と Henrik Svenberg氏は、「このMSC認証への動きは、重要かつ時機を得たもので、十分な根拠に基づくものです。MSC認証は国内市場と輸出市場の双方において、スウェーデンの水産業に貢献することになるでしょう。」と述べています。

 MSCの欧州ダイレクターであるNicolas Guichouxは、「スウェーデンのバルティック・タラ漁業関係者が、この重要な漁業をMSCの本審査に進める決定をしたことは非常に喜ばしいことです。過去何年にもわたりこの漁業は改善されてきており、様々な関係者がこの審査を大きな関心を持って受け止めることと思います。」と語っています。

審査は、独立した認証機関である、フード・サーテフィケーション・インターナショナル(FCI)によって行われます。審査される漁業の関係者は誰でも審査のプロセスに関わることができ、FCI では既に17のステークホルダー団体を確認しています。ステークホルダーとして登録したい場合は、 44 (0) 1463 223 039 にご連絡いただくか、FCIのウェブサイトwww.foodcertint.com から登録を行うことができます。

 以上