Skip to main content

MSCの最新ニュースをご紹介するプレスリリースです。

MSCジャパンのプレスリリースをメールで受け取りたい方は、 こちらの登録フォームよりお手続きください。

スウェーデン北東大西洋サバ漁業がMSC認証を取得

スウェーデン浮魚対象漁業者団体(The Sveriges Pelagiska Producent Organisation (Swedish Pelagic Producers Organisation - SPPO)の北東大西洋サバ漁業が持続可能で適切に管理された漁業に対するMSC認証を取得しました。4000トンを超す北東大西洋サバに、青いMSCのエコラベルを表示することが可能になります。

本漁業について

このSPPOのスウェーデン北東大西洋サバ漁業は23組の2 艘引き浮魚トロール船と3隻の巻き網船によるものです。全てのトロール船は、完全な浮魚対象用に装備されており、半浮魚トロールがするように海底をすくい取ることはせず、海底との接触を避け、漁具が海底を損傷する危険性を回避しています。この漁業は、9月から12月にかけて操業され、獲れたサバは主としてデンマーク、ノルウェーと英国の市場で取引されています。

SPPOのビョルン・リンブラッドは次のように述べています。「わたしたちは、全ての漁業でMSC認証を取得することを目指しています。漁獲割り当て量の少なさに関わらず、サバは私たちにとって大変重要な経済価値を持っており、認証付きのサバへの需要を満たしています。今回のMSC認証取得によって、私たちが漁業資源と環境に対して責任を果たしていることを示すことができます。MSCのエコラベルは、その証です。」

MSC北欧事務所のマネージャーのミナ・エップは、 「SPPOのサバ漁業が類を見ないマネジメントと持続可能性を示して審査のプロセスを完遂したことにお祝いを申し上げます。このMSC認証サバ漁業は、スウェーデンだけでなく、デンマーク、ノルウェー、イギリスからの持続可能な漁業から取れた魚への高まる需要を満たしていくでしょう」と述べています。