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セイヨウイタヤガイ漁業がMSC 認証取得を目指す

ロンドン―フェロー諸島のセイヨウイタヤガイ漁業が、海洋管理協議会の持続可能でよく管理された漁業のための認証本審査に入った。認証取得に成功すれば、この漁業によるイタヤガイにMSC エコラベルの表示が認められる。

フェロー諸島のセイヨウイタヤガイ漁業は、OC Joensen Company 所有する漁船M/VNordheim によって行われる。この漁業では、フェロー諸島の北部と東部にある2 つの別々の漁場で、年間約5,000 トンのイタヤガイが採貝される。東部の漁業は7 月の産卵期を避けて8 月から2 月まで操業し、北部の漁業では3 月から8 月までの間のみ採貝される。

OC Joensen Company のJógvan Martin F. Joensen 氏談「私たちのイタヤガイが上質の貝、つまり天然で、じっくりと育った冷水性セイヨウイタヤガイであるということはともかくとして、このイタヤガイは、その魚種資源および生育環境の面においても、持続可能で管理の行き届いた方法で捕獲されています。顧客や消費者に、持続可能性を考慮して製品を買ってもらうためには、こうしたことが正しく伝えられなくてはなりません。広く認知され、はっきりと見分けられるMSC のロゴこそがその最善策であると私たちは考えています」。

海洋管理協議会の最高責任者、ルパート・ハウズ談「フェロー諸島のセイヨウイタヤガイ漁業を本審査に迎えることができ、大変喜んでおります。これは本審査を受ける北大西洋で最初の採貝漁業であり、この漁業の審査動向には、小売業者や増え続けるMSC のCoC 認証取得レストランからの注目が集まることでしょう。これをきっかけに、多くのフェロー諸島漁業がMSC 認証を申請するようになればと思います」。

以上