Skip to main content

MSCの最新ニュースをご紹介するプレスリリースです。

MSCジャパンのプレスリリースをメールで受け取りたい方は、 こちらの登録フォームよりお手続きください。

ノルウェー・北東太西洋 ホンホッコクアカエビ漁業がMSC審査入り

ノルウェーのセイス、タラ、ハドック漁業のMSC認証取得を受け、ノルウェー水産物輸出審議会は、ノルウェー・北東大西洋のホンホッコクアカエビ漁業のMSC本審査入りを発表しました。この漁業は、持続可能で適切に管理された漁業のためのMSC規準に対して審査され、認証されれば、この漁業からの水産物には青いMSCのエコラベルの表示が可能になります。

この漁業は、スヴァールバル諸島やバレンツ海付近までのノルウェーの海岸に沿って、沿岸操業用の漁船と大型船が、底引き網を使い年間を通じて操業しています。漁獲量は、年間約20,000トンです。この資源は、他国とも分け合っていますが、全体の漁獲量の90%を89の船で構成されるノルウェー船団が漁獲しています。ノルウェーのホンホッコクアカエビの主な市場はヨーロッパで、生鮮と冷凍の両方が、スウェーデン、イギリス、デンマーク、フィンランド、イタリアやフランスで販売されています。

ノルウェー水産物輸出審議会のエビ担当マーケティングマネージャーのオヴ・ヨハンセン氏は次のように話しています。「MSC規準に対する第三者認証は、ノルウェーからの水産物は持続可能な方法で獲られているという位置を確立するのに大変重要です。ノルウェーのエビがMSC認証審査入りをしたということは、新たなマーケティングツールとして役立ちます。同時に、MSC認証取得漁業が一番多い国としての地位も強化することができるのです。」

MSC副ヨーロッパ・ディレクターのカミエル・デリッヒは、次のようにコメントしています。「ホンホッコクアカエビは、世界の市場にとって、大切な水産物で、多くの市場において、MSC認証水産物への需要が高まっています。MSCは、ノルウェー・北東大西洋のホンホッコクアカエビ漁業の持続可能性への取組みを評価し、この漁業がMSC規準に対する審査を無事完了することを願っています。」

この審査は、第三者認証機関である、DNVによって行われており、現在、この漁業に関心のある団体や個人への通知の段階にあります。関係者の方で、この審査において意見や情報の提供を希望される場合は、サンディア・チョードリーに、電話:+47 55 94 36 00 または、メール: [email protected]でご連絡いただけます。

以上

*団体名などの表記はご参考としてのものです