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ノルウェーのマダラ、ハドック漁がMSCラベルの取得を目指す

ノルウェーの大手漁業・加工会社であるドムシュタイン傘下のドムシュタイン延縄漁船 パートナーズに よる北東北極洋マダラとハドック漁が海洋管理協議会(MSC)の環境基準に対する審査を受ける方向 にある。ハドック漁業が信用ある青のエコラベルの取得を目指すのは初のケースであり、認証取得とな ると同漁業は持続可能な漁業のためのMSCの厳格な原則と基準に合致する漁業ということを消費者 に対し保証できる。
 
同漁業の10の延縄船はノルウェーとバレンツ海域で年間7,000トンのマダラとハドックを漁獲している。 エルビック・ハフィスケにより編成される船によりすべて漁獲され、また、ノルウェーのマロイにあるドム シュタイン・フィッシュにより加工される。MSC基準の認証機関であるムーディーマリンによる認証審査 を受けるため、この2社がドムシュタイン延縄漁船グループを立ち上げている。ムーディーマリンのスカ ンジナビアと英国オフィスのスタッフが審査を実施する。
 
ドムシュタイン ASAの最高経営責任者であるロルフ ドムシュタイン氏は、「延縄船は精選されたもの であり海洋生態系へのインパクトは非常に小さい。ヨーロッパのバイヤーはノルウェーからのMSC認 証マダラとハドックに大いに興味を持っていると信じている。我々は審査プロセスに即入る準備を整え ている。」と語っている。
 
MSCの最高経営責任者であるルパート ハウズ氏は、「ヨーロッパで広く一般に食される2つの魚種が MSC認証審査に前進するという非常に喜ばしい報告である。市場は厳格な第三者認証による水産物 の持続的確保に対する必要性をますます深めている。ドムシュタインによるこの決定が、漁業の長期 的利益につながると信じている。」と述べている。