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英独のタラ、ハドック、シロイトダラ漁業、MSC認証取得

UK Fisheries社と、ドイツのDFFUとDoggerbank社による、北東太平洋のタラ、ハドック、シロイトダラ漁業が、適切に管理されている持続可能な漁業としてMSC認証を取得しました。CoC認証の取得を条件として、この漁業からの製品には、MSCエコラベルの添付が可能になります。この認証の取得は、この漁業で獲られたタラの殆どが販売されているイギリスにおいて特に意味があります。

UK漁業グループの議長であるニジェール・アトキンス氏は、次のように話しています。「私たちは、これらの漁業の認証取得を温かく歓迎いたします。タラ漁業の認証取得は特に重要で、消費者のタラ資源に対する信頼を取り戻すことの手助けになります。」魚は、低層オッタ―トロールで獲られ、多くがそのまま海上で冷凍されるか、冷凍フィレの形状で市場に流通します。市場からの要望があれば、生鮮を供給することも可能です。

慎重な海底への影響調査

この漁業に課せられた認証条件は、たった一つでした-漁業の環境への影響です。しかしながら、認証機関は、認証報告書において、ノルウェーのノルウェー水域における脆弱な海底生息域の保全のための新しい規制について触れています。この規制により“…海底生息域を底引きの影響から守るための世界中の何処よりも厳しい保護をする。この規制は、サンゴや海綿(底引き操業区内の)との‘遭遇’の証拠があれば、2カイリのmove-onルールが適用され、それらへのいかなる影響の証拠を報告することが義務付けられる…”。

MSCイギリス漁業認証担当マネージャーのクレア・ぺスコットは、次の様にコメントしています。「この認証の取得は、国際漁業による素晴らしい達成であり、MSCを代表して3社にお祝い申し上げられることを光栄に思います。この認証は、丁度1年前に認証を取得した3社によるシロイトダラ漁業を補完することになります。イギリスにおいては、認証を取得した持続可能なタラとハドックは大変注目されており、新たに認証を取得した白身魚への需要は増加することでしょう」