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MSCラベル付き製品数9000に到達! 英小売ウェイトローズとスコットランド漁師が後押し

今週、MSCエコラベル付きの水産物製品数の世界での総計が9000に到達しました。9000製品目は、イギリスの小売企業ウェイトローズで販売される“MSCエコラベル・オート麦粉付きサバ・フィレ-”です。この製品のサバは、2008年にMSC漁業認証を取得したスコットランド浮魚漁業持続グループ(SPSG)の西部サバ漁業によって漁獲されたものです。

持続可能な漁業に責任を持つ漁業者

SPSGの会長ジョン・グッドラッド氏は、次のように話しています。「MSC認証は、スコットランドのサバ漁業が、持続可能で責任のある管理を行っていること、またスコットランドが世界中の適切に管理された漁業のための基準の設定に貢献していることの、客観的な証明です。ウェイトローズで販売されているMSC認証を受けたサバ製品はまた、おいしくオメガ3脂肪酸を摂取することができる素晴らしいものです。しかも、すべてスコットランドで獲られ、スコットランドで加工されています!」

「SPSGは、MSC制度に全面的に取り組んでいます。西部サバの認証に加え、私たちは、北海のニシン漁業とスカンジナビア・ニシン漁業に対するMSC認証も取得しています。スコットランド西部におけるニシン漁業は、現在審査中で、この漁業が認証取得に至れば、98%以上のスコットランドの浮魚割当が、MSC認証でカバーされることになります。」

持続可能な魚の重要性が高まる

ウェイトローズは、現在30以上のMSCエコラベル付き製品を販売しており、それには対面カウンターで販売される南アフリカのヘイク・フィレーから、冷凍コーナーの、高級感のあるMSCラベル付きコキール・サンジャック(ホタテガイを白ワインソースで煮、貝殻に盛り付けた料理)まで多様です。

ウェイトローズの水産物バイヤーのジェレミー・ラングリー氏は、「MSCのこのような素晴らしい達成において重要な役割を果たすことができ大変うれしく思います。この達成は、消費者や小売企業にとって同じように、購入・販売する魚が持続可能であることがどれだけ重要になってきたかを強調しています。ウェイトローズの“持続可能な漁業方針”は、10年以上実施されていますが、この一環として我々は、MSCと協力して、消費者が、サバのような資源量が豊富で美味しい魚を最大限に利用できるようにサポートしています」 と話します。

MSCイギリスのカントリーマネージャーのトビ-・ミドルトンは、次のようにコメントしています。「ウェイトローズは、長きに渡るMSC制度のサポーターであり、今回の達成は、海洋環境とウェイトローズの顧客の両方に歓迎されるニュースです。私は、ウェイトローズとより密接に協力し、将来、より多くのMSC認証をうけた水産物製品がその棚に並ぶことを楽しみにしています。」

 

お問い合わせ先:
James Simpson
Marine Stewardship Council
+44 (0)207 246 8913 <BR> email [email protected]