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エクスマスのイガイ漁業認証取得

エクスマス・イガイ会社(イギリス)が、持続可能で適切に管理された漁業として、本日MSC認証を取得しました。トレーサビリティールールに準じて、この国際的に認知されている認証によりエクスモスのイガイには、MSCの青いエコラベルの表示が可能になります。

ごく僅かな環境への影響

科学的に関心の高いエリアである保護地区と国立と地元設立の保存地での操業を行うため、エクスマスのイガイは、そのエクセ・エスチュアリーに対する責任を強く感じています。専門的な漁具は、海底の上に浮き、水流によりイガイを浮かせるため、海底に触れることが無いよう設計されています。エクスモスのイガイの小さな“種苗”は、河口の砂洲で集められ、(秋の嵐に流されてします前に)エスチュアリー内のより保護されているエリアに移動されます。2年間の成長期間中、イガイは、イガイ生息地にすむ57種類の動物に生息域と食物を提供し、鳥はこの栄養ある食べ物の恩恵にあずかることができます。

独立認証機関であるMacAllister and Elliot & Partners (MEP)は、この漁業がMSC持続可能な漁業のための基準を満たしているだけではなく、保全を支援し、地元の保全NGOとも良い関係を保つために率先して努力をしていることを明らかにしました。

イガイの生産

エクスマス・イガイ会社は、毎年国内向けに200トンの製品を製造していますが、今年はその量を1000トンに増やし、増量分はほぼすべてオランダに輸出されます。

エクスモス・イガイ会社のオーナーであるマイルズ・ブルード・スミス氏は、次のように話しています。

「エクセ川は、イガイ生産者の憧れの川です。冬の嵐から守られ、非常にたくさんのプランクトンに恵まれ、私たちは、ここで完璧なイガイを育てることができます。黒く堅い殻をもち、成長が早く、身入りが良いので、エクセ川のイガイは市場でも高く評価されており、この小さな沿岸漁村にありがたい収入をもたらしています。」

環境意識

MSCのイギリス漁業オフィサーであるマット・ワトソンは、次のようにコメントしています。「エクスマス・イガイ会社のMSC認証取得をお祝できることを大変うれしく思います。自分達が操業する地元の環境保全にプライドを持ち、漁業を適切に管理している会社による認証の取得はすばらしいニュースです。環境への影響を最少に抑える漁具の使用により、エクスマス・漁業会社は、エリア内に生息する、魚、カニ、海綿を含む様々な海洋生物を守ることができます。」

エクスマス・イガイ会社について

マイルズ・ブロッド・スミス氏とリサ・ブロッド・スミス氏により2001年に設立され、Taste of the West賞の金メダルを何度も受賞しており、BBCのFood and Farming Awards 2009の最優秀食品加工者部門でも入賞しています。

その製品に定評がありますが、この会社の一番の関心、そして誇りにしているのが、環境の精神です。