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オランダ政府、漁業認証に100万ユーロ交付を決議

6月に発表されたオランダ北海の底魚漁業のMSC認証申請を受け、オランダ議会は、100万ユーロを漁業の審査と認証のために利用できるよう、2009年度の政府予算修正を本日決議しました。交付は欧州漁業基金(the European Fisheries Fund)予算を通じて行われます。この決定は、MSC認証審査における資金援助を求めるオランダ漁業にとって、大きな励みとなるものです。

予算修正は、オランダの連立政権を成す3党の各代表、Ad Koppejan議員(キリスト教民主勢力)、Lutz Jacobi議員(オランダ労働党)、Ernst Cramer議員(キリスト教連合)による共同動議を踏まえて行われました。

Ad Koppejan議員談:「この1年で、オランダの漁業界は、水産資源と水産業の持続可能性向上に向けて大きく前進してきました。水産業界、WWF、North Sea Foundation、漁業大臣が6月に合意を結び、世界初となる国家的戦略として、オランダ底魚漁業の2012年のMSC認証取得達成を約束しました。私たちは、これら漁業や他のオランダ漁業が、審査を通じて持続可能な漁業に取り組んでいることが評価されるよう、予算的措置を取るよう政府に働きかけました」。

MSCの最高責任者、ルパート・ハウズは、「これは、オランダ政府による歴史的な快挙であり、相当数のオランダ漁業に認証への扉を開くことになります。すばらしいニュースです。議会がこの動議を支持したことを喜ぶとともに、オランダ政府に対しこの提案を行ったKoppejan氏、Jacobi氏、Cramer氏に感謝します。オランダは、認証に対してこのような戦略的な公約を行った世界最初の国であり、他の多くの国がこれに続くことを願っています。」とコメントしています。

以上