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デンマークのニシン漁業が10ヶ月でMSC認証を取得

Danish Pelagic Producers’ Organisation(DPPO)の北海ニシン漁業が、わずか10ヶ月でMSCの審査を完了しました。MSCの新たな漁業審査方法に基づく審査を経て、新規に認定された独立認証機関、Det Norske Veritas(DNV)が、DPPOの北海ニシン漁業を持続可能でよく管理された漁業であると認証しました。

DPPOには現在、巾着網と遠洋トロール網を用いて、英国、デンマーク、ノルウェー間の北海で秋産卵ニシンを漁獲する8者のメンバーが属しています。2008年、この漁業の北海ニシン漁獲枠は26,195トンでした。DPPOでは、春卵ニシン漁業と北東大西洋のサバ漁業の漁船もMSC認証の審査中です。

DPPOのディレクター、Christian Olesen氏は、「認証過程を無事に完了したことをうれしく思います。認証を取得したニシンを販売できることを楽しみにしています」と述べています。

認証機関係であるDNVビジネス・アシュアランスの飲食料品マネージャー、Anett Hollum Valsvik氏は次のように語っています。「DNVは、わずか10ヶ月でMSC漁業認証への認定に至ることができたことを喜んでいます。効果的かつ効率的に業務に当たるという我々の意図が報われたわけですが、これは顧客にとっても大変重要なことです。持続可能なビジネスはDNVの重要な分野であり、業務対象をMSC漁業認証に広げることは、当社の成長戦略の一部となっています。北ヨーロッパやその他の地域でMSC漁業への関心は相当に高まっており、当社は今や世界中でその市場に応じることができるのです」

MSC北ヨーロッパオフィスのMSCスポークスマン、Nathalie Steinsは次のようにコメントしています。「これはDPPO漁業によるすばらしい成果です。わずか10ヶ月で認証取得に至ったこの漁業とDNVに対し、お祝い申し上げます。このDPPOのニシン漁業認証取得により、オランダ市場におけるすべての北海ニシンはMSCラベルの表示が可能となります」

以上