Domsteinのタラとハドック漁業がMSC認証を取得
2009年2月27日―Domstein Longline Partnersのタラとハドック延縄漁業が、海洋管理協議会（MSC）の審査を無事完了し、本日MSC認証を取得しました。これにより、5,000トンのノルウェーのタラと、5,000トンのノルウェーのハドックに、今後MSCエコラベルの表示が認められます。Domstein Longline Partnerの漁業は、MSC認証を取得したノルウェーの漁業としては3例目となります。
Domsteinの最高責任者、Rolf Domsein氏談：「MSC認証により、ノルウェー延縄漁業は、その持続可能性について重要な認知を得たことになります。我々と関係者にとってすばらしいできごとです」。
Domstein Longline PartnersはDomsteinとErvik Havfiskeとの協同体です。Domsteinの所在地は、ノルウェーの西海岸沿いの漁村であるマロイです。マロイは数世紀にわたり、ノルウェーの最も重要な漁港のひとつであり、Rolf Domstein氏の祖父がおよそ90年前にDomsteinを創設しました。Ervik Havfiskeはノルウェー有数の延縄漁業会社です。釣り漁具のみを用いてタラを獲り、混獲を最小限に抑えています。その持続可能性への努力が、独立した審査とMSC認証を通して認められました。
MSCの北ヨーロッパ地域マネージャー、Camiel Derichs談：「Domstein Longline Partnersのタラとハドック延縄漁業による認証取得は、MSCにとって非常に重要な一歩です。これらの漁業は、単に大西洋のタラとハドックにおける初の認証漁業であるだけではなく、長い期間において消費者に好まれているものであり、よって、今回の認証取得に対する商業的関心は、非常に大きいと確信しています。Domsteinが果たした重大な成果を祝福するとともに、今回のDomsteinの認証取得が、北大西洋の他の漁業のMSC認証取得につながることを大いに期待しています」。
このタラとハドックは、切身やロインとして、生鮮や冷凍の形態で、ノルウェー、スウェーデン、英国、オランダ、フランス、ドイツ、米国で販売されます。
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