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フェロー諸島のシロイトダラ漁業がMSC認証を取得

フェロー諸島のシロイトダラ漁業が、持続可能で適切な管理を行っているとしてMSC認証を取得しました。今回の認証はデット・ノルスケ・ヴェリタス(DNV)社による18ヶ月におよぶ漁業への審査の結果によるものです。

フェロー諸島のシロイトダラの50%を水揚げするP/F JFK社とP/F フェロー・オリジン社の2社がMSCのプログラムに参加しました。100年以上前からP/F JFK社が操業していたフェロー海域で、この2社はすでに長きにわたり漁獲を行っています。このシロイトダラ漁業は2社合わせて24隻の漁船で、底魚トロール、延縄、ジグを用いてフェロー海域の大陸棚とバンクで漁獲しています。水揚げされたシロイトダラは加工され、ヨーロッパ中の市場で販売されます。

P/F JFKのセールスディレクター、ヨグバン・ハンセン氏は以下のように述べています。「持続可能な形で漁獲することは、私達のような責任ある企業の大きな関心事であり続けていますが、顧客の間でも同様に関心が高まっています。こうした背景もあり、国際的に認知され評価されているMSCの基準に適した持続可能な漁業として認証されたことを、とても嬉しく思います。特筆すべきは、今回初めてフェロー諸島の通常の体制下の漁業が高い基準にあると認証されたことです」。

MSCの漁業認証シニアマネジャーのギスリ・ギスラソンは、今回の認証を歓迎し、「フェロー諸島のシロイトダラ漁業が認証を取得したことをお祝いします。P/F JFK とP/F フェロー・オリジンは、MSC認証審査の細部にいたるまで参加し実行することにより、持続可能な漁業について取り組む姿勢を示しました。外食産業でとりわけ需要の高い、この漁業で獲れた認証のシロイトダラの推進に協力することを楽しみにしています」としています。