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フランスのケンタッキーフライドチキンがMSC認証で持続可能な漁業を支持

【フランス発】 ファストフード業界大手のKFC Franceは、海洋管理協議会(英語名:Marine Stewardship Council: 以下MSC)の認証の取得により、より高い水準での持続可能な発展を支持する姿勢を示しました。KFCの提供する魚は100%がスケソウダラですが、すべて持続可能な漁業で漁獲されています。この新たな取り組みで、KFCの自社製品の品質、トレーサビリティ、安全性が強調されることになります。

MSC認証により、KFC Franceは海洋資源保護を永続的に支持

MSC認証の取得により、KFC France社 は、「責任協定」を着実に達成しうる責任ある企業として、さらなる一歩を踏み出しました。「私たちは、いま何が一番重要な問題なのかわかっています」と、KFC France社 のProduct Excellence、オリヴィエ・グルエ氏は述べ、さらに「KFC France社の行動の指針となり、責任協定を形づくる確かな価値、例えば人材(社員の成長)、食品(製品の質)、社会の一員としての役割(連帯と援助)、地球(環境保護)などを共有します。」としています。MSC認証は、KFCの持続可能な責任ある成長を目指す取り組みの一環にあたります。フランス国内の143のKFC店舗で販売されているツイスターフィッシュとフィッシュテンダースは、その100%が持続可能な漁業で漁獲されたスケソウダラから作られています。

MSC: 持続可能な漁業と水産物のトレーサビリティのための国際的エコラベル

MSCは、パートナーと協力し、世界の水産物市場を転換し、持続的な漁業を奨励するために広範囲にわたるプログラムを先導しています。「MSC認証は、持続可能な漁業と水産物のトレーサビリティについての厳格な基準に基づいています」と、MSC フランス事務所のマネージャー Edouard Le Bart は述べ、また「認証機関と独立した専門家は、KFCの供給元であるスケソウダラ漁業を、魚の資源状態、生態系への影響、漁業管理の有効性から成るMSCの三原則に基づき評価しています」と述べています。

KFCとYum!ブランドについて

70年以上にわたり鶏肉を使った料理で知られるKFCは、世界110か国で17,000のファストフード店を展開しています。フランスには、143店舗があり7,000人のスタッフが従事しています。KFCはフランスの消費者に対し、高品質でおいしい食品に迅速で感じのよいサービスを合わせて体験してもらうという独自の選択肢を提供しています。KFCは、ピザハットやタコベルなどと同じYum!ブランドグループの傘下に所属します。米国ケンタッキー州ルーイビルに本社をおくYum!ブランド社は、多彩なスタイルの飲食店のグローバル・リーダーであり、同グループ傘下の約38,000店舗は世界125カ国以上に広がっています。

参考サイト

KFC France ウェブサイト: www.kfc.fr

Yum! ブランド ウェブサイト:www.yum.com

MSCファクトシート:      www.msc.org/newsroom/news/business-support/key-facts-about-msc

 

*報道関係者のお問い合わせ先:  [email protected]