本日マクドナルド・カナダ社は、持続可能であるとして海洋管理協議会（MSC）の認証を受けた魚を100％使用したフィレオフィッシュの販売を開始すると発表しました。過去約10年間、マクドナルド・カナダはMSC認証漁業から魚を調達しており、このたび第三者による審査を経てMSCのCoC認証を取得し、持続可能な漁業を支援することにより、世界の海洋資源の維持に貢献するという取り組みをより強固にしました。
MSCは、持続可能な天然水産物に関する認証とエコラベルで世界をリードするプログラムを促進しており、MSCのエコラベルは独立した第三者による厳格な審査を経た水産物だけに付けられるものです。加工・流通過程を対象としたMSCのCoC認証の審査プロセスは、マクドナルドのフィレオフィッシュに使用されている魚を、同社の店舗から供給プロセスまで遡って追跡できるものです。マクドナルド・カナダ社のサプライヤーはMSC認証の漁業者から原料を調達していますが、この漁業者は、第三者の認証機関により、 資源の持続可能性、生態系に与える影響、 漁業の管理システム、の3つの原則について審査されMSCの漁業認証を取得しています。
「海洋管理協議会とパートナーになることは、マクドナルド・カナダの持続可能性と環境管理の取り組みの大事な部分であり、MSCのエコラベルは私たちのお客様をこの重要な問題に関与させる方法です」と、マクドナルド・カナダ社 ガバメント・リレーションおよびサステナビリティのディレクター、シェリー・マクラクランは述べています。また、「お客様には良質で持続可能な供給元によるメニューの提供をし、私たちのサプライチェーンには環境への前向きな努力を取りこむようにしていきます。」ともしています。
「マクドナルド・カナダ社と、同社の10年近くにわたる持続可能な漁業の実践への支援および海洋資源の環境維持への援助を称えたいと思います」と、海洋管理協議会のアメリカ地域事務所・コマーシャルマネジャーのジェフ・ボランはコメントし、さらに「カナダの全てのマクドナルド店舗でフィレオフィッシュの箱にMSCのエコラベルが登場することは、認証制度とエコラベルのプログラムで持続可能な漁業に報い、消費者の選択肢に影響を与え、水産市場を持続可能なものに転換するというMSCのミッションに適っています」とも述べました。
マクドナルド・カナダ社は、フィレオフィッシュの原料としてMSC認証のアラスカ産天然スケトウダラを100％使用しており、カナダの外食産業としては最大規模の購入者となっています。マクドナルド・カナダは、マクドナルド・ヨーロッパ、米国マクドナルドに続き、MSCのCoC認証を取得しました。マクドナルド・カナダの持続可能な供給元に対する取り組みの詳細はこちらをご参照ください。http://www.mcdonalds.ca/ca/en/communities/environment/sourcing.html