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マクドナルド、持続可能な水産品の調達を拡大:ブラジルでもMSCエコラベル

本年11月より、ブラジルのマクドナルドレストランで販売されるすべてのMcFishには、世界を主導する持続可能な天然漁業認証プログラムである、海洋管理協議会(MSC)の青いエコラベルが表示されます。

これは、MSC認証製品を提供することで将来の世代のために健全な海を守っていくマクドナルドの国際的な取り組みをさらに拡大するものです。

カナダ、ヨーロッパ、米国のマクドナルドでは、独立して認証を受け、健全な水産資源と海洋生態系を維持している漁業からのシーフードが既に提供されていますが、ブラジルのマクドナルドを訪れる人々もこうしたシーフードを楽しむことができるようになりました。

持続可能な漁業までトレーサブルなMcFish

ブラジルのマクドナルドによるCoC認証取得は、McFishに使用されるホキが、持続可能な漁業のためのMSCの厳格な規準に照らした認証審査で認められた漁業まで確実にトレースバックできることを意味します。MSCのCoC規準は、漁業者、加工業者、販売業者、消費者とつながるチェーンのどの段階においても、認証水産物が認証を受けていない水産物と置き換えられたり混ざったりすることがないことを保証するものです。

ラテンアメリカ最大のマクドナルド店舗の運営会社、アルコス・ドラドス社のサプライチェーン・ディレクター、セルソ・クルズ氏は次のように述べました。「私たちの環境的、社会的取り組みは、この認証によって更に強化されることになります。私たちは、お客様に提供する製品の品質を維持し、透明で、そしてあらゆるプロセスにおいて持続可能であることを目指して常に改善に取り組んでいます」。

お客様と共に

海洋管理協議会のアメリカ地域コマーシャルディレクター、ジェフ・ボランは次のようにコメントしました。「MSCのCoC認証を取得し、持続可能な漁業の支援に取り組むブラジルのマクドナルドにお祝い申し上げます。ブラジルのすべてのマクドナルドのMcFishの容器に青いエコラベルが表示されることにより、消費者と共に世界の健全な海のために貢献できることでしょう。ブラジル全土で830店舗を超えるレストランを通じて、持続可能な漁業による製品を選択することの大切さが人々に伝えられていくものと思います」。

今回の発表は、数多くの人々がブラジルを訪れると期待されている2016年リオデジャネイロオリンピックに先立って行われました。なお、2013年12月には、2016年リオデジャネイロオリンピック・パラリンピック組織委員会がオリンピック、パラリンピックにおいてMSC認証水産物を推進する包括的合意を発表しています。

ブラジルのマクドナルドの顧客数は1日150万人

McFishはホキのフライにチーズとタルタルソースをスチームした温かいバンズで挟んだブラジルで人気のある商品で、ブラジルでは年間を通じての定番メニューとなっています。ブラジルでは1日に150万人の人々がマクドナルドを利用しています。