大手小売企業であるイオンは、5月22日（土）より全国の総合スーパー、食品スーパーなど約1,200店舗で、MSCの「海のエコラベル」付き製品の取扱いを拡大すると発表しました。5月22日が国際生物多様性の日であることに照準を合せたこの発表は、2006年11月にMSCのエコラベル付き製品の取扱いを始めて以来、イオンが取組んできた持続可能な漁業の普及へのさらなる積極的な姿勢を示すものとなります。
製品数が増えるのは、イオンのプライベートブランドである「トップバリュ」の「海のエコラベル」付き製品で、新たにサバ、ます筋子、紅ザケ筋子など４品目が加わり、計７品目17種類の製品が、全国のジャスコ、サティ、マックスバリュ、イオンスーパーセンターなどで販売されます。
イオン株式会社は、「MSCの「海のエコラベル」付きトップバリュ製品数の拡大は、持続可能で適切に管理された漁業による水産物を手にとっていただく機会を増やすことにより、水産資源を保護し生物多様性の保全に寄与するという、イオンの環境への配慮を示すものです。今後もお客様に対して、限りある水産資源を守る、環境に優しい商品を選んでいただけるよう、ご提案していきたいと思います」と述べています
MSC日本事務所の石井幸造プログラム・ディレクターは、「イオンの生物多様性保全に向けた取り組み、ならびにMSCラベル製品数の拡大を大変うれしく思います。全国規模で販売される製品数が増えることで、より多くの方がMSCの「海のエコラベル」を目にし、水産資源の現状・将来について考える機会が提供されることになります。イオンの取り組みを通じて、持続可能な漁業の重要性に対する日本の消費者の認識向上につながることを期待しています。」と述べています。
今回のトップバリュ製品数の拡大により、MSCの「海のエコラベル」付き製品を選ぶ場が広がり、水産資源の保護や環境への配慮の取組みに、消費者自ら参加できる機会がさらに増えてゆくことになります。
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