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海洋管理協議会が新規役員を選任

ロンドン―海洋管理協議会(MSC)の役員会は、ノルウェーのKnut Vartdal氏を新しい役員として選任しました。

Vartdal氏の参加により、ノルウェーの漁業界での広範な経験と専門的知見がMSC役員会にもたらされることになります。氏は、漁業省の次官と長官(Director General of Fisheries)として、9年間の任にあり、ノルウェーの主要漁船会社の1つ、Vartdal Fiskeriselskapの最高経営責任者をおよそ30年にわたって務めています。また本年10月よりVartdal Seafood ASの役員会議長も務めています。

MSC役員会の会長、Will Martin談:「Knut Vartdal氏は、政府の漁業管理と、商業漁獲や水産物マーケティングの両面にわたる幅広い知見をMSCにもたらしてくれます。ノルウェーはMSC認証制度において急速に重要な存在となっており、Knut氏の経歴から察せられるように、海洋資源の持続可能な管理における同国の揺るぎない伝統と倫理観には賞嘆すべきものがあります。この役員会にKnut氏を迎えられることをたいへん光栄に思います」。

Knut Vartdal氏の談話:「MSCと仕事ができることを心待ちにしています。今やMSCは世界中にその影響力を広げており、近年、ノルウェーでも、非常に重要な存在となっています。MSCが世界の主導的な漁業の認証組織であることは、間違いないでしょう。ノルウェーのセイス漁業の認証取得は、ノルウェーの業界にとって極めて重大なものであり、私はさらなるノルウェー漁業、特にタラとハドック漁業の認証を楽しみにしております」。

MSCの最高責任者、ルパート・ハウズ談:「今回の選任を大変嬉しく思っています。Knut氏は長年にわたりMSCのステークホルダー協議会のメンバーであり、水産物ビジネスにおいては、長年にわたる目覚しい経歴があります。ノルウェーの輸出向け漁業の今やおよそ70%がMSCの制度に関与しており、その漁獲物の水揚げは合計でおよそ170万トン、およそ15億ユーロの価値になります。ノルウェー漁業からの参画がこのように大きく伸びている中で、Knut氏を迎えられることはとりわけ喜ばしいことです」。

以上