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英国皇太子殿下が水産業界の持続可能性について語る

英国皇太子殿下が、7月14日火曜にクラレンスハウスで開催される祝賀会に、海洋管理協議会(MSC)の環境に配慮した持続可能な漁業のためのエコラベリング/認証プログラムの支援者および参加者を招待しました。祝賀会は、最初の漁業がMSC認証審査に進んで以来10年間の運営の成功を祝して開催されるものです。この催しは、協力と進展の10年と冠したMSCの一連の記念行事のハイライトの1つとなります。記念行事はすべて、パートナー団体や企業が、水産業界を持続可能なものへと変えるべく、漁業からサプライチェーンを通じて小売業者、シェフに至るまでの過程で果たしている重要な役割を認識するためのものです。

祝賀会に先立ち、皇太子殿下は、水産物の持続可能性についての報告会に、英国およびヨーロッパの水産業界に関係する大手小売企業や外食企業等の役員を招待しています。この会合では、さらなる持続可能な将来へ向けた水産業界の動き、現在の経済状況が水産部門の持続可能性促進に及ぼす影響、乱獲により生じる問題を解決するための措置、さらには、これらの問題の解決に向けた海洋管理協議会の役割、が検討されます。会合の焦点となるのは、世界の海洋関連問題に対する英国およびヨーロッパ諸国における活動です。

最高責任者、ルパート・ハウズ談:「この行事を主催してくださり、過去10年にわたる持続可能性への尽力と成果に対して、水産業界の指導者や支援者をMSCとともに祝ってくださる皇太子殿下に、この上なく感謝しております。世界の水産物市場を持続可能なものへと変えることは、大きな、しかし達成可能な目標です。それは、個人であれ企業であれ、漁獲や購入において、環境面で最も健全な選択をすることで誰もが貢献できることです。海洋管理協議会が、多くのパートナーの皆さんとともに今後10年を見据えるに、世界の海が生命で溢れ、また、現在および将来にわって水産物の供給を守るという目標達成に向けてさらに進んでいく上で、皇太子殿下のご支援は計り知れないほどの貴重なものとなります」。

以上