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協議される6分野の1つである海藻基準

協議される6分野の1つである海藻基準

MSCは漁業認証とCoC認証についてステークホルダーからのコメントを募集中

2017年03月15日

この度、MSCは審査手続き改訂に向けた一斉協議を開始し、MSCプログラムの6つの分野に関して、ステークホルダーからの意見を募集します。MSCは国際的な非営利団体で、その持続可能な漁業およびサプライチェーンにおけるトレーサビリティの基準は世界中で認識され、信頼されています。MSC認証水産物は、世界の天然水産物の約10%を占めており、3,700社以上のサプライチェーン関連企業・団体が、MSC認証水産物を購入・販売しています。

今回の一斉協議は、漁業認証における審査結果の調和、漁業内部における認証水産物のトレーサビリティ、MSC認証および非認証の魚粉・魚油飼料の混合を管理するための新しい基準など、幅広いトピックを網羅しています。MSCはまた、水産養殖管理協議会(ASC)と共同で開発されている新しい海藻の基準、「MSCに移行中の漁業(ITM)」を認識する新しいプログラム、そして認証漁業およびサプライチェーンの過程において強制労働がないことの確認方法に関して、ステークホルダーからの意見を呼びかけています。

MSCの規準管理部門の責任者、ダン・ホガースは次のように述べています。
「MSCは、有効で最良な科学調査を参照し、国際市場と関連させながら、それぞれの業界で採用されている最も効果的な実施例を組み込むために、我々のプログラムを継続的に進化させ、更新することを約束します。MSCのプログラムに加えられたすべての変更が、効果的かつ的確なことを明確にするために、すべてのステークホルダーがこの協議に参加することを強く推奨します。皆様の経験と専門知識は、これらすべての重要なトピックに関する我々の考察にとって非常に重要です。」

労働慣行

MSCは、プログラム全体で労働慣行についての要件を拡大しようとしています。協議の対象となるのは、認証保持者および審査中の業者が、自らの業務に強制労働と児童労働がないことを自己申告する方法についてです。この協議では、MSCが提案している自己申告手続きに対して、ステークホルダーからの意見を募集します。協議期間は2017年3月15日から5月14日までです。

「MSCに移行中の漁業(ITM)」プログラム

「MSCに移行中の漁業(ITM)」プログラムは、MSC認証取得を目指して改善を行っている漁業に対して、道筋を示し、同時にそうした漁業を認知するプログラムです。これはこの新たなプログラムのための最初の協議となります。
MSC は、このプログラムに入るための要件、このプログラムに入っていられる期間、およびこの漁業が確実に改善を行っているかどうかを確認する信頼できる証明システムについて意見を募集しています。

漁業審査の「調和」

MSCの規準で漁業を審査する場合、審査員が異なったとしても、同じ海域で同じ魚種を対象とする漁業には、同じ得点と、同じ条件が付与されなければなりません。これは「調和」と呼ばれ、MSCの審査の簡易化プロジェクトの一環として開発されています。今回の協議では、どうしたらより良い方法で調和が可能であるかという意見を募集しています。

水産飼料における割合に関するCoC規準

MSCは、水産飼料の割合に関するCoC規準を作成中です。この規準は、MSC認証魚粉・魚油と、MSCに認証されていないもののASCの基準に合致している魚粉・魚油との混合方法について定義するものです。

最初のうちは、この規準は、ASCが新しく作成中の飼料規準に対して認証証得を目指す水産飼料工場でのみ適用されます。このCoC規準はBtoBでのみ使用されます。

MSCの関心は、この規準が効果的でかつ審査可能であるかどうかということです。また、ASC飼料基準とMSCの水産飼料に関するCoC規準がどのように連携可能か、意見を募集しています。新しい規準は、早ければ2018年初頭に発表される予定です。

漁業のトレーサビリティ

MSCは、CoC規準見直しの一部として、サプライチェーンのはじまりの部分での、トレーサビリティの改善方法についてのアイデアを募っています。MSCは、海上での操業に対してCoC規準を応用し適用すること、漁業認証審査手続きのより早い段階でトレーサビリティについて検討すること、認証機関がトレーサビリティのリスクのレベルを評価しCoC認証がどこから始まるべきかを決定するためにさらなるサポートをすること、などを提案しています。

海藻基準

今回の一斉協議のなかには、ASC-MSC海藻プログラムに関する2つの別々の協議があります。今年後半にはパイロット審査に向けて新しい海藻基準がリリースされる予定ですが、今回の2つの協議はリリース前の最後の協議となります。
1つ目の協議は、最新の規準草案に対して意見を募集するものです。2つ目の協議は、この規準に対して審査をする際に、認証機関が従うべき認証方法と、認定機関による認定方法についての要求事項に関するものです。

この件に関するお問い合わせやコメントは、下記にご連絡ください。
海洋管理協議会(MSC)日本事務所
電話:03-5623-2845
FAX: 03-5623-2846
E-mail : japan@msc.org

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