アイスランドの4漁業がMSC認証を取得、うち3魚種は初の認証 — Marine Stewardship Council
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アイスランドの4漁業がMSC認証を取得、うち3魚種は初の認証

2017年10月09日

アイスランド持続可能漁業会(ISF)が、アツカワダラ (学名:Brosme brosme)、オオカミウオ (学名:Anarhichas lupus)、キタアオビレダラ (学名:Molva dypterygia漁業において、MSC漁業認証を取得しました。この3魚種でのMSC認証の取得は世界初となります。また同時にツノガレイ(学名:Pleuronectes platessa)漁業も認証を取得し、イギリス向けのMSC認証ツノガレイの供給が大きく増加しました。

MSCアイスランド、グリーンランド、フェロー諸島担当シニアプログラム・マネージャーのギスリ・ギスラソンは次のように述べています。「これは魚に詳しいみなさんにとって大きなニュースです。アイスランド産のいくつかの魚種はMSC認証の水産品として食卓にのぼっており、特に、アツカワダラとオオカミウオがこれに加わることは素晴らしいことです。」

今回、新たに認証取得したアツカワダラ、オオカミウオ、キタアオビレダラの3魚種は、すでに認証を取得した漁業の審査の中で、混獲魚種とされていました。今回は原則1の資源の詳細を評価する「迅速審査」というプロセスを経て、MSC認証を取得できました。原則2の環境への影響と原則3の管理システムについては、既存の認証のなかで審査されていました。過去数年にわたり、ISFはMSC認証漁業の対象魚種を増やし、世界でも最も幅広い対象魚種を扱うまでになりました。

ISFプロジェクト・マネージャーのクリスティン・ヒャルマーション氏は次のように述べています。
「持続可能な漁業国家として認められることは、アイスランドにとって重要なことです。夕食の食卓にアイスランド産の魚が出された時、それが持続可能な漁業によるものだと、消費者がわかるようになってほしいのです。今回私たちが受けた迅速審査は、既存の認証の範囲を拡張するための優れた方法です。混獲され、水揚げされる魚種を認証範囲に加えることができます。この度の審査および認証に含まれる4つの魚種は、他のMSC認証漁業と比較して、年間漁獲量が比較的少ない魚種です。ですから、各魚種に対して別々の審査を行うことと比較すると、認証範囲の拡大は、とても費用対効果の高いことが明らかです。私たちは、可能であれば、すべてのアイスランドの漁業でMSC認証を取得したいと考えており、少量の魚種の認証を申請する際には、迅速審査は経済的に有効な手段となります。」

ギスリ・ギスラソンは次のように続けています。
「ISFはMSCプログラム内で、大きなパートナー漁業の1つになりつつあります。また、アカウオ、カラフトシシャモ、リング、アツカワダラ、キタアオビレダラ、ランプフィッシュ、オオカミウオという7種の新たな認証魚種による漁業を抱えるパイオニアでもあります。現在、ニシアンコウ漁業が審査中ですが、認証取得にいたれば、ISFによる8番目の「世界初」の認証漁業になります。ISFのオープンメンバーシップアクセスは、MSC認証水産物の取り扱いにおいてうまく機能しています。所属するメンバーは月会費をISFに納め、認証漁業で獲れた水産物は、このISFのメンバーを通して売買されることにより、はじめてMSC認証水産物として扱われます。ISFの漁業が有するMSC漁業認証は、アイスランドの漁業管理が総じて世界最高のものであることを示しています。」

アイスランド産アツカワダラ

アツカワダラは、弾力のある白身が特徴的なマダラのような魚です。体長40-90cmまで成長し、アイスランド近海では、この70年にわたって定期的な漁獲されています。アイスランド産アツカワダラのほとんどがイタリア、フランス、ドイツといったヨーロッパ市場に輸出されています。また干物としてナイジェリアにも輸出されています。

アイスランド産オオカミウオ

オオカミウオは、大西洋ナマズとしても知られる、体長50-90cmの大きくて長い魚です。その資源量分布はアイスランド全土に広がっていますが、島の西に最もよく見られます。資源の分布は広範で、北はムルマンスクから南は英仏海峡にまで至ります。ヨーロッパの、特にフランス、イギリス、ドイツ、オランダといった大きな市場で、揚げ物やフィッシュアンドチップスの材料として人気があります。

アイスランド産キタアオビレダラ

キタアオビレダラは体長70-110 cmの長細い魚で、130-1500mの深海を好みます。アカウオ漁業の混獲種として漁獲されることが多く、その漁獲量の半分は、ドイツ、スペイン、イタリアなどのヨーロッパ市場に輸出されます。

アイスランド産ツノガレイ

アイスランド産のツノガレイは、茶色の肌にはオレンジ色の斑点がついた中型のカレイで、イギリスのフィッシュアンドチップ店やレストランで人気があります。アイスランドで漁獲されたツノガレイの大部分は、イギリスだけでなく、アメリカ、デンマーク、フランス、オランダ、ドイツ、スウェーデンにも輸出されています。

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