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MSC CoC認証は、水産物の水揚げ以降のサプライチェーンに対する加工・流通の管理認証です。MSC認証水産物が非認証水産物と混ざることなく消費者に届くようにすることを目的としています。

MSC漁業認証を取得した漁業で獲られた水産物をMSC認証のものとして取り扱うためには、MSC CoC認証の取得が必要となります。
最終消費者向け製品にMSCエコラベルを表示する場合、製品が最終包装されるまでのサプライチェーンにおいて、認証水産物の所有権を持つすべての事業者がMSC CoC認証を取得する必要があります。

認証を取得するためには、独立した審査機関による審査を受ける必要があります。

CoC認証規格 サプライチェーンの一例の図

 

何が審査されるのですか?

認証を取得するためには、以下の5つの原則(CoC認証グループ向けバージョンの場合は6つの原則)を満たす必要があります。


原則1

認証製品は認証取得サプライヤーから購入されなければならない

原則2

認証製品であることが識別できなければならない

原則3

認証製品は分別されなければならない

原則4

認証製品は追跡可能であり、数量が記録されなければならない

原則5

事業者の管理システムは、本規格の要求事項に対応するものでなければならない

原則6

グループCoCに関する追加要求事項(CoC認証グループ向けバージョンにのみ適用)

事業形態によって異なるニーズに対応

MSCのCoC認証規格は、現在、標準バージョン、グループ向けバージョン、消費者向け事業者(CFO)用バージョンの3種類があります。規格の見直しは少なくとも5年に一度行われます。

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