最良の水産認証プログラム

漁業者や小売業者、科学者や消費者まで、誰もが MSC「海のエコラベル」と、認証取得事業者の持続可能性への取組みについて、信用できることが大切です。

MSCは、信頼できる認証制度とエコラベル制度が最も高い国際基準を確実に満たすよう、またMSCの規格が漁業管理における最高の手段となるよう、尽力しています。
MSCのプログラムは、以下の国際基準すべてに合致する唯一の天然水産物のための認証制度となっています。

FAOの「責任ある漁業のための国際行動規範」

MSC漁業認証規格は、FAO(国連食糧農業機関)による「責任ある漁業のための国際行動規範」(The UN FAO Code of Conduct for Responsible Fisheries)(英語)の一部に基づいています。この規範は1995年に、漁業が環境と調和し持続可能であることを促進する国際的な枠組みとして、規定されました。世界の漁業の保全、管理、発展の原則と規準を提示しています。

FAOの「海洋漁業からの漁獲物と水産物のエコラベルのためのガイドライン」

MSC認証とエコラベル制度は、FAO(国連食糧農業機関)の「海洋漁業からの漁獲物と水産物のエコラベルのためのガイドライン」(Guidelines for the Ecolabelling of Fish and Fishery Products from Marine Capture Fisheries)(英語)と完全に一致しています。

このガイドラインには以下の要素が含まれています。

  • 科学的論拠に基づいた、客観的また第三者による漁業評価
  • ステークホルダーとの協議や異議申し立て手続きが組み込まれた透明性の高 いプロセス
  • 対象魚種、生態系、運営活動が持続可能かどうか、これら三つの要因に基づく規格

MSCがこれらのガイドラインを満たしていることは、後述するGSSI(世界水産物持続可能性イニシアチブ)の規準に対する外部監査によって確認されて います。

GSSI(世界水産物持続可能性イニシアチブ)

MSC(海洋管理業議会)は、グローバルな持続可能な水産物の認証プログラムとして、世界で初めてGSSI(Global Sustainable Seafood Initiative:世界水産物持続可能性イニシアチブ)の承認を受けました。MSCの認証制度が、信頼性と厳格性において国際的な要求事項に合致していることが認められました。

GSSIの基準は、FAO(国連食糧農業機関)の「海洋漁業からの漁獲物と水産物のエコラベルのためのガイドライン」に基づいており、ガバナンス、管理運営、トレーサビリティ、審査についての国際的な業績評価指標が含まれています。同基準は、環境NGO、国際的な企業、独立した専門家、政府、国際組織との協議によって開発されました。この基準に承認されるためには、MSCの運営に関する高度な精査が求められ、詳細なステークホルダー協議が行われました。

MSCは、GSSIの基準のすべての必須項目に加え、深海での漁業、脆弱な海洋生態系、影響を示すための情報収集といった問題に関連する63の補助的な要素を、すべて満たしました。すべての天然漁業を対象とする、国際的な水産物の持続可能性に対する規準として、GSSIに承認されるのはこれが初めてです。

Read the full GSSI report

ISEALの「社会環境基準設定のための適正実施規範」

ISEAL(国際社会環境認定表示連合)は、社会環境問題に関する規準を定める主要な国際機関です。メンバーになるためには、ISEALの「社会環境基準設定のための適正実施規範」(Setting Social and Environmental Standards)(英語)に合致する、信頼性に関する非常にレベルの高い規格を有していることを実証しなければなりません。そのために、以下の条件を満たす必要があります。

  • 規格の設定は、公開された透明な参加型プロセスによって行われる
  • コンプライアンス違反のリスクを軽減するための厳格な保証機能が整備されている
  • 規格の影響を体系的かつ客観的に評価する
  • 新しい情報を踏まえ、継続的な改善を促す方策がある
  • プログラムの影響を実証するための監視と評価が行われている。

MSCはこれらの条件を確実に満たすため定期的に監査を受けています。ほかのISEALメンバーは、レインフォレスト・アライアンスやフェアトレード、FSC(森林管理協議会)などです。

WTO/TBT貿易の技術的障壁に関する協定

基準や規制によって、貿易の技術的障壁(TBT)と呼ばれる貿易障壁が生じ、国によっては国際貿易への参加やその恩恵を享受できないという不公平さが生じることがあります。WTO貿易の技術的障壁に関する協定は、規準による不必要な貿易障壁を防ぐためにあります。ISEALでは、CIEL(国際環境法センター)に法的見解を求め、ISEALの適正実施規範を満たしている組織は技術的障害に当たらないことを確認しています

MSCが最良の認証プログラムとされるその他の理由

最良の認証制度のための国際的規範とガイドラインに加え、MSC「海のエコラベル」制度は、海を守る規準設定を精査している多くの国際機関により、高く評価されています。

海の持続可能性の国際的なリーダー

MSC認証は、国連による生物多様性のための愛知目標の指標とされています。愛知目標は、2020 年までに生物多様性の損失を大幅に止めようとする国連のイニシアチブの一環として、国際的な保全とガバナンスのコミュニティと広く協議され制定されました。

MSCやその他の信頼できる認証基準設定組織は、それぞれの業界で最適な慣習とされる規準を提供するため、企業や政府が国連の持続可能な開発目標(SDGs)を達成するために役立つ重要な役割を担っていると考えられています。

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