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オランダ政府がMSC漁業認証へさらに50万ユーロを追加

2009年12月17日

オランダ議会は、2010年度の政府予算を補正し、漁業のMSC認証と審査に対する50万ユーロの追加交付を決議しました。この決定により、オランダでは総額150万ユーロが漁業認証に当てられることになります。2008年、オランダの底魚漁船団は、WWF、North Sea Foundation、漁業大臣との了解覚書の一部として、MSC認証取得に取り組むことを約束しました。追加の助成は、欧州漁業基金の予算を通じて行われます。

この補正予算は、オランダの連立政権3党の代表、Ad Koppejan議員(キリスト教民主勢力)、Lutz Jacobi議員(オランダ労働党)、Ernst Cramer議員(キリスト教連合)の補正案によって行なわれるものです。 

Ad Koppejan議員は、「漁業認証のために既に交付された100万ユーロは大きな成功であったと言えます。申請が殺到したため、一部の申請者はくじ引きによって除外されなければなりませんでした。これは、持続可能な漁業に対するオランダ漁船団の寄与を明確に示すものです。却下された漁業にも、持続可能な漁業への取り組みを検証する審査が受けられるよう、是非ともさらなる支援をすべきであると私たちは考えたのです」と述べています。 

MSCの最高責任者、ルパート・ハウズは、「オランダ政府は、持続可能な漁業に対して再び大きな貢献を果たしました。これはすばらしいニュースであり、環境に対するKoppejan氏、Jacobi氏、Cramer氏の指導力には感謝します。昨年の100万ユーロの予算のもとで、既に10のオランダ漁業がMSC認証に向けて補助金を支給されることになっています。その中で、今週初めに審査に入ったイガイ漁業は、この最初の例ですが、他の9漁業とともに、この新たな交付を受ける申請者を、私たちの取り組みに迎えられる日を待ち望んでいます」とコメントしています。

 

以上