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フィジーのはえ縄キハダ漁業が認証を取得

本日、フィジーのビンナガとキハダはえ縄漁業が、MSCの漁業規準を満たすとして再認証されました。

フィジー漁業組合のエグゼクティブ・オフィサーであるアナレ・ライワルイ氏は次のように述べています。
「フィジー漁業組合は、表層はえ縄漁業が再認証を取得したことを嬉しく思います。私たちは、世界初の認証を取得したカツオ・マグロ類を対象とする表層はえ縄漁業であり、再認証の取得はフィジーの誇りです。再認証のプロセスにおいて私たちを助けてくれたフィジーの水産省をはじめとするすべての関係者の方々に感謝いたします。」

この再認証では、以前認証されたビンナガに加えて、キハダが認証の対象種として含まれるようになり、フィジーEEZ(排他的経済水域)を越えて隣接する公海の一部も認証の操業対象海域に含まれるようになりました。

MSCオセアニア地域担当プログラム・ディレクターのアン・ガブリエルは次のようにコメントしました。
「フィジー漁業組合に対して、地元の水産資源の持続可能性と、より広範な海洋環境を保証するための継続的な取組みを行い、リーダーシップを発揮してきたことに敬意を表します。海の健全性に加えて、MSCのエコラベル認証制度とトレーサビリティは、カツオ・マグロ類を重要な水産資源ととらえているフィジーの人々に、社会的および経済的利益をもたらしています。この再認証取得は2017年に開催された第1回国連海洋会議でのフィジーのコミットメントによりもたらされ、はえ縄漁船の75%がMSC認証の取得を実現しました。」