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ノルウェーのニシン漁業とサバ漁業がMSC認証を申請

ロンドン―2008年1月29日―ノルウェーの2つの漁業が、海洋管理協議会(MSC)の持 続可能でよく管理された漁業のための基準による認証審査を申請した。取得に成功すれば、 ノルウェーのタイセイヨウニシン漁業と北東大西洋サバ漁業による漁獲物に、青いMSCエ コラベルが表示されることになる。

「Norwegian Fishing Industryの主導で、次の漁期にノルウェーの漁師が獲るニシンと サバの両漁業に対し、評価査定を行なうことになりました。その目的は、これらの漁業が MSC基準認証を取得することです」と、Norges Sildesalgslag (Norwegian Fishermen’s Sales Organisation for Pelagic Fish)のセールスディレクター、Knut Torgnes氏は語る。

「MSCは、環境上最良の選択を推進することによって世界の水産物供給保護に努めていま す。MSCラベル付きの漁獲物なら、持続可能な資源から魚種にも、環境全般に対しても無 害な方法で捕獲されたものであると保証するのがMSC認証なのです」

「北海ニシンに対しても同様の査定がもうすでに始まっています」

Moody MarineのAndrew Hough博士は以下のように述べた。「最近Moody Marineでは漁 業審査員を増強しましたが、北欧拠点の審査員もその一例です。これによって、このタイ セイヨウニシンとサバ漁業の審査は、およそ9ヶ月で行うことを目指しています。しかし 取り組まねばならない問題もあります。ノルウェーのサバ漁業と、既に認証済みだったり 審査中だったりする他のサバ漁業が、一部重複していたりするのです。それらの審査との 調和を図らねばなりません」

MSCのオペレーション・ディレクター、Chris Ninnes談:「ノルウェーのニシン漁業とサ バ漁業が本審査に入ったことを喜ばしく思います。MSCエコラベル付きの水産物を求める 消費者が北欧中に広まりつつある今、認証はこの漁業に大きな見返りをもたらすことでし ょう。Moody Marineの審査員増強により、審査時間も短縮されるでしょう。これは、MSC の取り組みに携わる全ての人にとって有益なことです」

以上